正しい方法で歯磨きをする

正しい方法で歯磨きをするとむし歯予防をするだけでなく、多くの日本人が感染しているとされている歯周病予防も出来ます。また正しい歯磨きのためには、歯ブラシと歯磨き粉もしっかりと選ぶことが大切です。

よく固めの歯ブラシでないと歯を磨いた感じがしない、という人がいますが、固い歯ブラシでは歯茎を傷付けてしまいますし歯の表面にあるエナメル質も傷付ける可能性があります。そのため柔らかめ、もしくは普通タイプの歯ブラシを選ぶことが大切です。またフッ素が配合されている歯磨き粉を選ぶことで虫歯予防をすることが出来ますが、ホワイトニング効果のあるタイプですと種類によってはエナメル質を傷付ける可能性があるため、毎日使用することは避けた方が良い場合もあります。準備が出来たら次は正しい歯磨きですが、その名の通り歯を磨くだけでは正しいとは言えません。

まずは歯間ブラシやデンタルフロスなどで歯の間の汚れを取り、その後歯ブラシを使用します。歯ブラシだけでは歯と歯の間の汚れをしっかりと落とすことは難しいので、専用の物を使用してからの歯ブラシが大切です。歯の表面や裏側はしっかりと磨けている人も多いですが、前歯と奥歯の間の歯は自身が思っているよりも磨けていないことが多いので、注意して磨くと良いでしょう。また歯と歯茎の間には歯周ポケットがあるので、歯と歯茎に対し歯ブラシを90℃の角度に立て、細かく歯ブラシを動かすと歯周ポケットの掃除が出来ます。

次に奥歯ですが、奥歯の奥の部分は口を大きく開くと磨き残しが出来てしまうので、いを発音する口にしてから歯ブラシを持っていない手で口の端を引っ張り、奥歯全体を磨けるように歯ブラシを歯の奥に入れることが大切です。一般的に奥歯は磨き残しがあるため、むし歯になりやすいとされているので、注意して磨きましょう。そして最後に歯茎磨きです。歯周病菌は歯石で繁殖しやすいため、定期的に歯科クリニックに通い歯石取りをすると歯周病予防をすることが出来るとされていますが、予防は歯石取りだけでなく、歯茎磨きによって歯茎の血行を良くすることでも効果的だとされています。

喫煙者は歯周病が進行しやすい傾向にあるとされているのは、タバコに含まれるニコチンの影響によって歯茎の血行が悪くなることで、口腔内の環境も悪くなり歯周病菌が増殖するためだとされています。しかし喫煙をしない人でも歯茎磨きをしないと歯茎の血行が悪くなり、結果として歯周病が進行することもあるので、歯茎磨きは外すことが出来ないのです。正しい方法としては、歯間ブラシなどによる歯と歯の間の掃除、歯ブラシによる歯の表面の磨きと歯周ポケットの掃除、重点的な奥歯磨き、歯茎磨きが挙げられます。

しかしこのような方法で磨いていても、むし歯になる時はなりますし、歯周病が進行する時は進行します。そのため正しい方法であれば絶対的に大丈夫だと思い込まずに、半年か最低でも1年に1回は歯科医院で歯科検診に行きましょう。初期むし歯であれば治療しなくても重点的なブラッシングで対応できますし、歯周病の有無や磨き残しの有無も確認できるので安心できます。

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